ヤマメ、アマゴのエサ釣り仕掛けについて解説。現場でも簡単に作れます

かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年
年間釣行回数約50日
釣りメーカ主催
九頭竜川地区予選優勝経験有り
福井県永平寺町在住
あゆの友釣り
やまめ・あまごのエサ釣り
レベルラインテンカラ
落ちあゆの網漁もやってます

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今回は、エサ釣りの仕掛けについてゆるっと解説していきます。現場でパパッと作れる手軽さが魅力なんですよね〜。準備に時間がかからないので、すぐ釣りに集中できるのがエサ釣り仕掛けのいいところ。

使うのは、上から順に「天井糸 → 水中糸 → 目印 → オモリ → 針」。それに加えて、「瞬間接着剤」と「仕掛け巻き」もあると便利です。

今回は、竿の長さを5.3mと想定して、仕掛けを用意してみましょう。

エサ釣り仕掛けのついて

品目の解説

ちなみに、仕掛けを作るときに使う道具はこれだけ!

右上の段に並んでるのが「天井糸、水中糸、目印(2色)、アロンアルファ」。

下の段の右側からは「ゴム張りガン玉、ハサミ、仕掛け巻き、そしてハリ」。

たったこれだけあれば、エサ釣りの仕掛けはちゃちゃっと作れちゃいます!

ここからは、各パーツの役割や選び方について、僕なりの目線でざっくり説明していきます!


● 天井糸

天井糸は、竿先に糸が絡むのを防ぐために使います。水中糸よりちょっと太めのものを使うのがコツです。

それと、水中に入る部分の糸(=水中糸)は2m前後あれば十分なので、天井糸を長めに取っておけば、そのぶん水中糸を節約できます。

ちなみに僕は、見えやすい「白」の道糸を使っています。これ、意外と快適です。


● 水中糸

水中糸はナイロンでもフロロでもOK。0.2〜0.3号くらいがちょうどいい感じです。

細いと流れに馴染みやすく、魚のアタリもはっきり出やすいんですが、あまりに細すぎると切れたり絡んだりのトラブルが増えるので注意。


● 目印

目印は、軽くて見やすい人工繊維タイプがおすすめ。

水中糸に軽く結ぶだけでOK(ズレ落ちないくらいに軽く結ぶのがポイント)。

2色使いにすると視認性がグンとアップしますよ!


● 瞬間接着剤(アロンアルファ)

針を結んだあとに、結び目にほんのちょっと(ほんとに一滴)だけ垂らしておくと安心。強度も上がるし、ほつれ防止にもなります。


● 錘(オモリ)

3号〜4Bくらいまでをいくつか持っておきましょう。

釣り場の流れや深さによって、重さを調整するのがキモです。

この部分をいい加減にすると、仕掛けの馴染みが悪くなって釣果にも影響が出ちゃいます。

僕はゴム張りのガン玉を使っています。付け外しもラクなのでおすすめです。


● ハサミ

よく切れる小さめのもので十分です。

意外と使うシーンが多いので、コンパクトでサッと出せるやつが便利。


● 仕掛け巻き

号数ごとに分けて巻けるよう、複数用意しておくのがベスト。

家で仕掛けを準備するときにも使いますし、車で移動してポイントを変えるときにも大活躍。

ちなみに僕が子どもの頃は、竿のおしり(尻栓のところ)に仕掛けをぐるぐる巻いて移動してました(笑)。懐かしいな〜。


● ハリ

ハリのサイズは、魚の大きさよりもエサのサイズで決めるのがポイントです。

ミミズならちょっと大きめ、小さい川虫なら小さめ、って感じ。

だいたい4号〜7号あたりを揃えておけば、たいていの状況に対応できますよ!


こんな感じで、仕掛け作りは道具さえ揃えば意外とシンプル。

釣り場でもサクッと作れるので、ぜひ覚えておいてくださいね!

仕掛けイメージ

この仕掛けは、エサ釣りではよく使われるごく一般的なスタイルです。

あとはこれを「ここだ!」というポイントにうまく振り込んで、流れにしっかり馴染ませてあげればOK。

結び方(投げ輪結び、チチワ結び、ハリ結び)については、ここでは詳しく触れません。

それぞれの結び方は、釣りの書籍や専門サイトで写真付きで丁寧に紹介されていますので、そちらを参考にしてみてくださいね!

初心者用の市販仕掛けもあります

渓流釣りパーフェクト仕掛け
がまかつ
オーナー

がまかつやオーナーばりから発売されている「パーフェクト仕掛け」も便利ですよ!

渓流・清流・管理釣り場用と用途に分かれていて、仕掛け自体は良型のニジマスなんかにも対応できるタフな作り。頼りになります。

ただ、水中糸やハリは、僕が普段使っている仕掛けより2ランクくらい太めのセッティングになってます。なので、ちょっとゴツめの魚を想定した仕様なんですね。

でも、この仕掛けのいいところは、なんといっても「開けて、竿先にセットするだけ」でそのまま釣りが始められるところ!

これから渓流釣りを始めてみたいって人には、まさにうってつけのアイテムです。

ちなみに…左側のオーナー製の仕掛けについてる“セル目印”。

これ、僕が子供のころに使ってた目印とまったく同じで、めっちゃ懐かしくなりました(笑)

まとめ

初心者の方にとって、「仕掛け作り」ってかなりハードルが高く感じると思います。

実際、僕も小学生のころに初めて挑戦したときは、父に教えてもらったり、本や雑誌を見ながら何度も失敗して、悪戦苦闘の毎日でした。

でも、「失敗は成功のもと」とはよく言ったもので、試行錯誤しながら修正を重ねていくうちに、いつの間にか自分でも自然に仕掛けが作れるようになっていました。

今は「パーフェクト仕掛け」みたいな便利な市販品もあるので、まずはそれを使ってみるのもアリです。そこから自分なりにちょっとずつカスタマイズしていって、魚のアタリが取りやすい「自分だけの仕掛け」を作ってみてくださいね。

ではでは、今回はこのへんで!

また次の記事でお会いしましょう〜!

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