―今日のテーマ:ツヤは心の鏡―
今日の語録
「竿の手入れをサボると、次の釣行で泣く。
心の手入れをサボると、人生でつまずく。」
今日の流れ
三日目。
掃除もようやく一段落して、今日は竿のメンテ日。
ロッドケースを開けると、鮎竿たちがこちらを見ている気がした。
「おい、放ったらかしか?」――そんな声が聞こえた気がして、ちょっと罪悪感。
尻栓を外し、一本ずつ抜いていくと、
うっすらとした水シミに、手アカの輝き。
まるで“現場帰りの作業服”や。
柔らかい布で拭きながら、「すまんな、よう働いてくれたな」と心の中で声をかける。
気づけば、竿だけやなく、心までスッと軽くなっていた。
釣り人の哲学メモ
釣り竿って、持ち主の性格が出る。
マメな人はピカピカ、ズボラな人は「穂先出てこ〜へん!?」なんて羽目になる。
心もおんなじや。
放っとくと、どこかで“通り”が悪くなる。
小さなキズを見逃すと、いざという時に折れてまう。
だから、竿も心も“今日のうちに磨く”のがいちばん効くんや。
夜のうちにピカピカにしておけば、明日の釣りも人生も、ええアタリがくる。
今日のひとこと
- 手入れした竿は、次の一匹を呼んでくれる。
- 心を磨いた人は、ええ流れを引き寄せる。
写真・イメージメモ
- テーブルに並ぶ鮎竿と柔らかい布、光を反射する各パーツ。

サビを取るたび、迷いも取れる。
手入れは“心の釣果アップ術”やで。
今日のまとめ
竿を磨く時間は、心を整える時間。
ピカピカになった竿を眺めてると、「ようやく自分も整ってきたな」と思える。
来シーズンの釣行では、きっとまたええ流れが待っとるやろう。


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