九頭竜川中部漁区での友釣りの魅力。九頭竜川初釣行でも超楽しい

かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年
年間釣行回数約50日
釣りメーカ主催
九頭竜川地区予選優勝経験有り
福井県永平寺町在住
あゆの友釣り
やまめ・あまごのエサ釣り
レベルラインテンカラ
落ちあゆの網漁もやってます

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北島鮎大橋から下流を望む アユとあそぶ
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九頭竜川中部漁区で鮎の友釣りを考えている方々は「慣れない大きい川だけどうまく友釣りができるかな?」と心配されるのではないでしょうか。

中小河川をホーム河川として鮎の友釣りを楽しまれている方々からすれば、大河川で水量が豊富、荒瀬の友釣りなどのイメージがある九頭竜川中部漁区で初めての釣行となれば多少の不安もあることでしょう。そこでこの記事では、初めての九頭竜川中部魚区釣行を安心して楽しむ方法をお伝えします。

北島鮎大橋から下流を望む

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ブログ管理者:かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年。年間釣行回数約50日

釣りメーカ主催、九頭竜川大会地区予選優勝経験有り

福井県永平寺町在住

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本記事を読めば九頭竜川中部漁区の楽しさを知ることができます。九頭竜川初釣行の参考にしてくださいね。

九頭竜川中部漁区について

九頭竜川中部漁区(以後、中部漁区と書きます)は日本でも有数の鮎の友釣り地区です。川幅が広く水量も豊富で荒瀬あり、深トロありの変化に富んだ川で育った野鮎のパワーは格別!荒瀬で野鮎が掛かれば、のされて竿が立たないこともしばしば見受けられます。一見、ベテラン鮎師の河川というイメージもありますがやさしいポイントも数多く、初めての中部魚区釣行という人たちも安心して入川できます。

また中部漁区は海からの天然遡上も多く、さらに稚魚放流も豊富で浅場で足場の良いポイントで束釣り(100匹釣り)に挑戦できることや、9月以降の大鮎釣りも魅力です。

やさしい友釣りポイント盛りたくさんの理由

大きな河川である中部漁区は、その大きさに比例してポイントもたくさんあります。荒々しい瀬が続くイメージの中部漁区ですが、鳴鹿大堰を境に上流側は水量が多く変化に富んだポイントが点在しています。

対して鳴鹿大堰より下流側は水量も少なめで砂利底で平坦な流れが続きます。どちらと言えば鳴鹿大堰より下流側には足場のよいやさしいポイントが数多くあります。

川の流れには瀬と呼ばれる激しい流れと、流れが広くなってゆるやかで水面がなめらかな場所があります。このなめらかな流れを「トロ」もしくは「トロ瀬」と呼んでいます。この場所は瀬よりも幾分ゆるやかな流れになっています。鳴鹿大堰より上流側でも「トロ」もしくは「トロ瀬」の岸側に良い石が入っている場所で竿を出せば、無理に立ち込まなくても鮎は掛かりますので危険は少ないです。

また、分流と呼ばれる小さめな流れもやさしいポイントです。分流の大きさにもよりますが、ちょっとした小河川規模の流れと考えてください。

また、荒瀬がある両岸の岸沿いも狙い目です。岸に向かって竿を出したり、流心を狙って立ち込んでいる釣り人の背中側で竿をだします。流心を攻める釣り人の背中側は、釣り人達が頻繁に歩く所なので、泥なども洗い流され石も綺麗で意外と竿抜けになるポイントです。そのような浅場で入れ掛りになることも充分考えられます。

おとり屋さんで詳しい情報を聞く

中部漁区でのポイントについては最寄りのおとり屋さんで情報を仕入れること。おとり屋さんには、地元の釣り人から県外の釣り人までたくさんの釣り人が集まります。釣果の情報からポイントの情報も当然よく知っています。あそこは安全、ここの川切りは危険とかのアドバイスも聞くことができますので、アドバイスを参考にポイントを決めましょう。

自分の体調、健康面を考えてポイントを選ぶ

おとり屋さんは毎日のように川を見ています。中部漁区初釣行とだと言えば、あそこはよく掛かるからといって流速の速い瀬の向こう側にあるポイントをすすめたり、ポイントまでの道中に危険な箇所があるところを歩くことをすすめたりしません。自分の身体に見合ったポイントをチョイスしてもらいましょう。

体力に自信あるならポイントのリクエストをしてみる

九頭竜川初釣行でも体力や足腰に自信があると言えば、それなりのポイントを紹介してもらえるでしょう。ただし、速い流れを無理に横切るような不安全行動は絶対にダメです。自分の体力を過信すればとんでもない事態になります。特に九頭竜川初釣行ならまずは川に慣れることから始めましょう。

九頭竜川初釣行の友釣りタックルとは

ガンガンの荒瀬や深場のトロ瀬を外せば硬調子竿や長竿、必要以上の太いラインは必要ないです。極細水中糸も使用しません。

次の5つについて解説します。

  • 鮎竿
  • 初期から8月半ばまでは9mまでの早瀬クラスで、8月後半からは急瀬クラスが安心。昼からの風対策を考えると、8.5m以下の鮎竿でもOK。
  • タモ
  • 36cm〜39cmの素タモを使用。手尻ロープは必ず付けること。鮎ベルトと確実に連結する。
  • 天井糸・水中糸
  • 天井糸はフロロやPE、ナイロンなど好みでOK。水中糸は単線メタル、複合ライン、フロロ、これも好みで。号数は単線メタル、複合ラインともに0.07号以上で安心。フロロなら0.25以上なら安心できる。良型用にもう一ランク太いラインも準備。
  • 鼻かん周り
  • 中ハリスは0.8〜1.2号のフロロ。鼻かんは小さすぎず大きすぎず、ワンタッチ鼻かんでOK。オモリか背バリを併用する。
  • 掛針
  • 7号〜8号の3本イカリか4本イカリを使用。バレ防止対策で8号〜9号のチラシ。ハリスは鮎の大きさに応じて0.8号から1.75号を使用。

その他、九頭竜川中部漁区の友釣りにまつわる質問と回答

  • 友釣りで掛かる期間はいつまでか
  • 鮎ルアーは使えるか
  • 大河川でも短竿は通用するか
  • 安全面を考えた服装とは

友釣りの期間はいつまでか

2024年を参考にすると、6月半ばの解禁日から10月末近くまで実際に友釣りで掛かりました。ただし、おとり屋さんの鮎の在庫が無くなった時点で店じまいとなりますので、その後はコロガシ等でおとりを自身で確保しなければなりません。

鮎ルアーは使用できるか

これも、2024年を参考にすると中部漁区では鮎ルアーは禁止になっています。

大河川でも短竿は通用するか

九頭竜川は風がよく吹く川です。それも強風レベルで。そのため普段から短竿で友釣りを楽しむ方もいます。長竿で強風が吹くともう釣りにはならず、竿の破損を考えて竿を納める方もいます。7mの鮎竿でも、掛かり鮎にのされないような竿角度と立ち位置を考えれば充分釣りになります。

安全面を考えた服装とは

鮎ベストにフローティング機能をプラスしたものや、ネックタイプのライフジャケットも発売されています。また、上着はシャツよりもジャケットがおすすめです。鮎タイツの代わりに、胴長は厳禁です。不意の転倒で水が流入すると立ち上がれません。ウェットタイツでも場所によっては起き上がれないこともありますので、胴長はやめておきましょう。

まとめ

今回は九頭竜川中部漁区での鮎の友釣りについて解説しました。中部漁区は瀬釣りのメッカとして、友釣りファンから親しまれていますが、初心者でも入川できるポイントも多数あります。中部漁協主催の親子友釣り教室や、友釣り女王を決めるレディース杯も行われていることを考えると、「中部漁区で友釣りは初めて」という方々も安心して鮎釣りを楽しめるのではないでしょうか。

安全を優先した九頭竜川中部漁協管内の鮎の友釣りをぜひ体験してくださいね。

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