前回のアマゴ釣りで釣果無しに終わった安曇川葛川漁区へ再度釣行。4月5日の気温・水温・水況と、現在のアマゴの活性状況を確認してきました。今回は葛川漁区の梅の木(長尾おとり店前)から町居橋までのアマゴのエサ釣りについて解説します。

安曇川葛川漁区の概要
琵琶湖の西を流れる安曇川最上流部にある葛川漁区は国道367号線の坊村地区に漁協組合事務所があります。京都市や大津市の中心部から車で1時間ほどで到着できる都会に近い漁場です。そのため入川者も多く釣り荒れも起こりますが、水質もよくアマゴ釣りや鮎の友釣りで人気のある河川です。
葛川漁区、アマゴのエサ釣りについて解説
今回は梅の木の長尾おとり店前から上流の町居橋まで13:00〜16:00の約3時間の釣行です。
今日の仕掛け・気温・水温・水況
- 竿:5.5m50cmマルチ
- 天井糸:白の道糸0.6号
- 水中糸:ナイロン0.2号
- 錘:1号〜2B
- 針:カッパ極4号
- エサ:キンパク・オニチョロ
- 気温:15度
- 水温:7度
- 水況:やや高め・濁りなし
- その他:時より強風
今日のアマゴの釣果
約3時間の釣果は14cm〜16cmのアマゴ4匹
今シーズンの初アマゴは約15cm。型は小さいがパーマークが綺麗な魚体でした。
前回はアタリ2回のみの坊主だっただけに、最初の1匹は引き抜きも慎重に行い、しっかりタモに収めておもわず「よっしゃ〜」ようやく今シーズン開幕です。
今回の入川ポイントの状況
葛川地区ではこまめにアマゴの成魚放流が行われています。放流場所が毎回どこかは未定ですが、主に漁協事務所より上流で行われているようです。坊村・中村・木戸口・坂下のいずれかでアマゴの成魚放流を行なっています。
今回入川した梅の木地区の長尾おとり店のすぐ下流で少し成魚放流を行なったようです。長尾おとり店前から上流の町居橋付近は、今シーズンのアマゴの成魚放流はまだ行なっていないとの情報なので、今日はヒレピン天然アマゴが狙いとなります。天然アマゴは水温に敏感です。いまの状況を知るには成魚放流をしていないポイントが良いと思い、今回も長尾おとり店前から上流に入川となりました。
アマゴはこの日も食い渋りがひどくエサを触ってくれません。おそらく流れのゆるいポイントにいると思うのですがアマゴからの反応がなかなか返ってきません。とにかく今日は短時間釣行なので移動スピードを早くして思うポイントへエサを打ち続けました。そして石裏の深場でアマゴがエサを触ります。ようやく待望のアマゴを無事捕獲です。
その後は同じようなタルミの深場にポイントを絞り、どんどん上流へ釣り上がって町居橋に到着。ここで納竿としました。
今日のアマゴ釣りで感じたこと
今日は寒くもなく良い天気の日でした。しかしアマゴの活性が良くなる水温まで達していないのでしょう。流れのゆるいタルミや深場でアマゴが少しだけ反応してくれましたが、重めの錘で止めて待つような感じで仕掛けを入れないとエサを喰ってくれません。しっかり沈めてアマゴの反応を待つ感じです。 数回仕掛けを入れて無反応ならさっさと見切りをつけて次のポイントへ移動するのが良さそうです。
まだアマゴの活性が良くないため今日もほかの釣行者と出会うことはありませんでした。ほかの釣行者と話す機会があれば、また違った情報が得られたのかもしれません。情報交換できなくてちょっと残念でした。
まとめ
今回は、安曇川・葛川漁区の長尾おとり店前から町居橋まで、アマゴのエサ釣りを行いました。
釣果は14cm〜16cmのアマゴ4匹。
4月5日の時点では水温がまだ少し低いようで、アマゴの活性はいまいちの感じでした。今後、水温が上がればアマゴの活性もよくなり元気にエサを喰ってくるでしょう。たぶんその日は近いです。
瀬で掛かった良型アマゴが水中でグルグル回転
横腹をギラつかせて暴れる姿を早く見たいです。
それではまたね〜
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