僕のライフワークは釣りだ!

かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年
年間釣行回数約50日
釣りメーカ主催
九頭竜川地区予選優勝経験有り
福井県永平寺町在住
あゆの友釣り
やまめ・あまごのエサ釣り
レベルラインテンカラ
落ちあゆの網漁もやってます

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清水健太郎さんの釣りバカ解体新書を読んで自分のライフワークは間違いなく釣りなんだと確信しました。

この本は、釣りをこよなく愛する釣りバカ達の思いや考えを上手く言語化してます。なぜ、手間暇かけて仕掛けを作ったり、坊主(獲物なし)覚悟で釣りに出かけ、掛かるか掛からないか分からない釣りをするのか?釣りを行う皆さんもこの本を読めば自分に当てはまる事が本当に多々ありますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。また、釣りをやらない方が読めば、理解し難い釣り人の考え(頭の中)がどうなっているかよくわかると思います。

釣りバカ解体新書を読んで

それでは、この本を読んで僕が思ったことを書いてみます。

永遠に幸せになりたいなら釣りを覚えなさい

 私はごく普通の会社員ですが、仕事のことよりも釣りのことを第一に考えている世間で言う釣りバカなのは間違いないです。私の会社の従業員は20人ほどです。その中で釣りをするという従業員は僕以外誰もいないのです。僕の会社のすぐ横には、鮎釣りで全国的にも有名なあの大河が流れているし、車で30分も走れば海釣りもできる環境にもかかわらず、僕一人だけ・・・なのです。僕の見る限り、我が社で他の趣味を一生懸命にやっておられる方は数名いるかいないか。どうも、仕事が趣味という従業員が多いような感じがします。それはそれで良いのですが、僕の会社の仕事が、それも結構激務な仕事の内容で60歳70歳となっても仕事がライフワークになるのだろうか?なんて心配します。

「永遠に幸せになりたいなら釣りを覚えなさい」という中国の古諺があるそうで、それだけ釣りというのは奥が深いという意味なのか。確かに釣りの技術が簡単に身に付くものとも思えないから。僕も釣りの頂上なんて見たこともないし、何をして釣りを極めたとなるのかも検討もつかない。ただ、言えるのは釣りができる環境にいる僕は幸せであるということ。今なお、釣りの世界で挑戦し続けることができる。それもこの先ずっと続く?いや、続いてくれるだろうと思えることだろうか。

諦めが悪い

坊主を喰らっても諦めず再度チャレンジする。諦めが悪いのが釣り人。これが漁師ならまた話が違ってくるが、釣り人はとかく夢を見るし、妄想してそれを現実にしてやろうと企んでいることは間違いないみたい。何回坊主を喰らっても妄想の世界にいる以上、僕も無茶苦茶諦めが悪い人になっているもん。これは自分一人のライフワークだからこそ出来ることであって、普段の仕事となると早々に諦める僕。なぜかというと、普段の仕事は時間の制約があることやチームの皆に迷惑がかかることを考えて、できる人に振ってしまうということ。

妄想したストーリーを完結するためには、惜しみなく時間を消費するし少々の苦労もなんのその!これを苦と思うか思わないかはやはり自分のライフワークはこれだという強い気持ちが関係しているのでしょう。高校の部活顧問の先生がこんなことを言っていたなぁ〜 「楽しいことや上手くいったことよりも辛かったことや失敗したことのほうが忘れないしそれがのちのち良い思い出になる」

確かに何回も切られたり坊主喰らったりした事が次回の釣りの原動力になっているのは間違いないね

独りで挑む

時間を惜しみなく消費する釣りは一人で釣行しないとできないことだろう。仲間との釣行となると日程の調整などで色々制約されることもあるから。僕もほぼ単独で行動するのが基本だ。思うポイントに入って上手くいかない場合もすぐに場所移動もできるしミスったことに対して気にすることもないから。と言っても仲間を拒んでいるわけでもない。本文にも「似た仲間が集まるものだ」と書かれている。そのような仲間と一緒に釣りを楽しむのもまた別の楽しさもある。釣りを忘れて話に夢中になる時だってあるから。

僕なりの釣りの醍醐味

釣りの醍醐味はと聞かれたら、それはもう針に魚が乗った瞬間と答えます。渓流のエサ釣りやテンカラ釣りでは合わせで魚が掛かった瞬間だし、友釣りならラインが飛んでいった時やダイレクトで竿にガツンときた時でしょう。なかなか魚が掛からない日々をたくさん経験したからでしょうか?とにかく魚が乗った時が最高に嬉しい気持ちになります。

それと、釣り人が一人もいないだだっ広い川の真ん中に立ち、一人釣りをしている時に思う「何て贅沢で幸せなんだろう」ってことです。釣果を度外視しても味わいたい事、友釣りの最終盤戦にしか味わえない私の楽しみの一つです。一人の釣り人として最高の時間です。

このような幸せな時間を持つためにはやはりライフワークは必要だと感じます。私のライフワークはもちろん釣りです。仕事をさっさと終わらせて、釣りの準備を整えて、夜中の道をひた走り、目的の釣りをめいいっぱい楽しむ。充実した最高の時間です。

小学生の低学年で、私に釣りを授けてくれた親父に感謝しています。

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