【第1話】静かなる読み合い──龍神、試練の試釣

かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年
年間釣行回数約50日
釣りメーカ主催
九頭竜川地区予選優勝経験有り
福井県永平寺町在住
あゆの友釣り
やまめ・あまごのエサ釣り
レベルラインテンカラ
落ちあゆの網漁もやってます

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追星ファイターの修行
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鮎武者・追星ファイター、柿原橋で流れと語る


これは、一本の“追い”に賭ける男の物語。

名は、追星ファイター。
鮎釣りは、ただの遊びやない。
川と向き合い、流れを読み、そして己を知る。
その道は、修行のようなもんや。

大会を目前に控えた6月1日。
俺はひとり、龍神・柿原橋の流れに立った。


天候と状況

  • 朝7時スタート
  • 天候:曇り時々晴れ
  • 気温:17℃
  • 水温:15℃
  • 水位:やや高め(増水)
  • 濁り:なし

増水でアカは全体に飛んでいた。
狙うは、わずかに残った“生きたアカ”。
それを見つけ、囮を通す──それが、今日の戦法や。


仕掛けと戦略

  • 竿:7.5m
  • 水中糸:ナイロン0.2号
  • ハナカンハリス:0.5号
  • 針ハリス:0.8号
  • 針:6号・4本錨
  • 囮:天然使用

前半戦:掛かるか、掛からぬか

初手は柿原橋上流。
石で囲われた掘れ込みに囮を差すと──

開始2分、1発目。
「おるやん…」そんな声が漏れそうになった。

さらに15分後、大岩の横で2匹目を追加。
掛かる鮎は、残りアカに着いていた。
“居るところには、居る”──それが今の龍神や。


沈黙と根掛かり

追加を狙い、石まわりを攻める。
底石の良いポイントに囮を通すも反応なし。
白川の中にある黄色っぽい石に望みを託して──

小型ながら1尾。
続けてもう1尾。が、直後に根掛かり。

ポイントが潰れる音が、心にも響いた。

ここで経過は1時間。
残り時間、あとわずか。


再挑戦と、深場の駆け引き

もう一度、最初の場所へ戻る。
岩盤の深場。おもりをつけて沈める。
囮が入るとすぐ反応あり──が、掛からん。

竿が入りすぎてる…追わせきれてない。

冷静に、一呼吸。
下流へ少し送ってから、丁寧に引き上げた。

数度の差し替えののち、ようやく針掛かり。
さらに1尾追加し、タイムアップ。


終了と静かな実感

釣果:追加6尾+囮2尾

入れ掛かりなんてなかった。
でも、それでええ。
一匹ずつ考えて、一匹ずつ釣る釣り──
それが“今の龍神”であり、今の俺の修行やと思う。

…ただ正直なとこ、
もうちょい楽に掛かってくれてもええんちゃうか?って思たけどな(笑)


追星ファイター語録

「流れは語る。でも、答えをくれるわけやない。
読み取るのは、こっちの仕事や。」


次回予告(予定)

▶ 次回:[ゼロの中の答え──龍神、試されし本番]


※この連載は、筆者「かっつん」が“追星ファイター”として語る物語形式の釣行記です。
実際の試釣・大会経験をベースに、修行と成長の記録をお届けしています。

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