勝負の瀬、あと二匹の壁 〜がまかつ長良川予選2025〜

かっつん

九頭竜川での友釣り歴30年
年間釣行回数約50日
釣りメーカ主催
九頭竜川地区予選優勝経験有り
福井県永平寺町在住
あゆの友釣り
やまめ・あまごのエサ釣り
レベルラインテンカラ
落ちあゆの網漁もやってます

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静かに闘志を燃やす追星ファイター。あと二匹、その壁を越えるため荒瀬に立ち続けた男。 追星ファイターの修行
「第3話 勝負の瀬、あと二匹の壁 〜がまかつ長良川予選2025〜」
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朝の決意と開戦

朝7時、スタート。

天気は晴れ、気温20℃、水温19℃。

水位は増水気味でやや高め。けど濁りはなし。

クジは69番。順番はまずまず。

今回は下見ナシ。「やるだけや」と心決めた。

作戦は、荒瀬の石裏でビリ鮎の群れを掛けて、おとりを回して流心勝負。

最下流の高速橋まで2キロを早足で移動。往復で約50分、競技時間は実質2時間ちょい。

狙った流れ、掛けた鮎

右岸側の狙いの場所に一番乗り。

底石がきれいで「ここや」とオトリを入れるも、手前は無反応。

沖へ出て石裏のタルミ。ようやく野鮎ヒット。けどサイズが…おとりにはならん。

「掛ければええんや!」と切り替え、同じような場所で3匹追加。

試練の根掛かりと沈黙

根掛かりで場を荒らしてもうた。

それ以降、流れが静かに…。魚の反応も消えた。

ポイントを石裏の白泡の中に変え、たてザオでオトリを泳がす。

でも、反応なし。

一瞬、思った。

「思い切って、大きく場所を振るか…?」

でもすぐに心の声が返す。

「荒瀬がまだ答えてへん。逃げたらあかん。」

ここで良型一匹掛けたら、流れは変わる。

勝負はまだ、終わってへん。

最後の一匹を信じて

残り1時間。エリア最下流の旗ギリギリに移動。

岩盤沿いでまたビリ鮎。

「頼むで!」と養殖おとりに声かけ、送り出す。

黄色い16cm野鮎が掛かってくれた。

「ここや!」と荒瀬の芯へ。けどまたビリ鮎。

最後まで流芯を攻めたけど、追加できず納竿。

結果と振り返り

釣果は込み8匹。ボーダーは込み10匹。

あと2匹が届かんかった。

短時間でやれることはやったつもりやけど、詰めの甘さ、判断力、

それが勝負を分けた一戦やった。

追星ファイター語録

  • 「流れを変えるんは、場所やない。一匹や。」
  • 「荒瀬がまだ答えてへん。逃げたらあかん。」
  • 「踏みとどまる勇気が、次の一手を呼ぶんや。」

次回予告

次の勝負の場は、また郡上地区や。

何よりも、良い流れを引き出したい。

期待せんといてや。

でも、俺はやるだけや。

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